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2007.07.31

半世紀を経て

pentax_20070928095801.jpg

カメラ店のショーウィンドーに飾られたアサヒフレックスII型。日本独自開発のクイックリターンミラー搭載、まだペンタプリズムの五角屋根はなかったからペンタックスという社名・モデル名も付かなかった頃のことでした。少年の僕にとっては、高嶺の花だけど、いつの日か月給をもらえるようになったら、すべてを倹約してこれをゲットするのだ、という目標のカメラでした。(おおい、目標のカメラ、いくつあったんだい? Leica IIIf じゃないの? Minox じゃなかったの? Rollei だと言っていたように思うが‥‥とか、ユーナ!)

半世紀を経過して:

今ボクの机の上に、K10D grand-prix package が輝いています( ^^) _U~~

じつは、この2つのペンタックスの写真を撮らせていただいたのは、大阪の HIKARI Camera というライカ、ハッセル、ローライなどを扱うお店なのですが、これがボクにとっては、とても重要な意味合いを持つお店なのです。半世紀昔、少年のNKが飽きずショーウィンドーの前に立ち、ライカやローライのスケッチをしていたのですが、ある日、いかつい顔をした店主のオジサンが「ぼく、中に入っといで。ミノックス、触らしてあげよか? 今日は暇やからオジサン、コーヒーとるけど、ぼくも飲むか?」とやさしく招き入れてくれたのでした。すごい感激でその夜は寝付けなかったものです。

30年ほどたったある日、まったくの偶然で、その心斎橋のお店でなく阿倍野にあるカメラ屋さんに何気なく入って、あ、あのヒカリカメラなんや、と気付いて、今の店主である御子息、斉藤光一さんと懇意になり、弟さんはプロ写真家の斉門富士男さんであることも、後に知るところとなりました。

ライカ、ハッセルとも遠ざかり、K10D をうれしそうに首からぶら下げている半世紀後のNKが、今日、ふと立ち寄ったヒカリさんに、アサヒフレックスが「おいで、おいで」をしていたという次第です。もちろん持ち帰りたかったけど、これ、製造年が店主の誕生年ということで非売品。あー、アホなこだわりはNKだけでなかったのだ、自信を得た( ^^) _U~~

(ネット一般への参照タグ) : あのころ

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